学生からの質問に回答!~私の公認会計士試験②~

学生からもらった質問のうち、頻出のもの、個別の回答でなくても差支えないものについて、、、思い付きでブログ記事にするこの連載。

私の公認会計士試験②と題して、短答式試験(1次試験)の勉強についてお送りします。

・具体的な勉強法が知りたい
・独学なのか、塾なのか
・使用したテキスト
・合格までの道のりを詳しく知りたい…などなど

①はこちらです↓

短答式試験の勉強について

試験内容と私の前提知識

短答式試験はマーク式で試験科目4科目、うち2科目は理論科目(企業法と監査論)、残り2科目が計算と理論とがある科目(財務諸表論と管理会計論)です。

私の試験前の前提知識は、理論科目2科目は全くの無知識。

計算も含む2科目は大学の授業で簿記+αを学んだ程度。

振り返って考えて、短答式試験の試験範囲からしたら1%?くらいの前提知識だったと思います。

大学の授業が週1回13時間であることを考えれば、1%もないかもしれないですね。

各試験科目がどのような内容なのか?理解するところから始まりました。

勉強方法

無知識ですので、基本は予備校のテキストに従って理解していきました。

予備校のテキストはテキストの順番などもよく考えられていて、理解しやすい順番だなと納得したのを覚えています。

但し、 「講義」は無視、「答練」と呼ばれるような講義毎の範囲を限定した練習問題は省略しました。

各科目満点で合格したいわけではないし、時間が限られていたので、本番の試験で人より多く点数を取ることを考えた時に、講義や答練は優先度が落ちると思ったからです。

予想問題が出始めたら

試験の数か月前には予備校各社、予想問題や本番を想定した模試があります。

毎年改正がないような科目はこの予想問題が出る前から過去問を使って理解する勉強法で勉強していました。

毎年改正がある科目は混乱を避けるため過去問は利用せず、予備校各社の予想問題を過去問代わりとしました。

解答解説を見ながら、時にテキストに戻りながら理解していきました。

特に初回は全く自力で解けないので(できないのが当たり前だと頭ではわかっていても)精神的ダメージを負います。。。

「本番の試験で同じ問題が出たら100点が取れる状態になっていれば良い」と心を落ち着けて、何回も解くようにしました。

計算問題であれば、だいたい3~4回解くとある程度解けるようになったと記憶しています。

予想問題(模試)は4社分、大手順に

予備校の予想問題は4社分入手して、受験生の多い大手予備校のものから順に解くようにしていました。

皆自分の通っている予備校の予想問題は解くことになるので、皆できるようになる、皆できる問題は私もできる必要があると考えました。

予備校により、問題にも解説にも、色とかクセとかがあるように感じました。

最初は5社目(業界ランクとしてもおそらく5社目)も問題を取寄せたのですが、クセが強く?自分には合わないと感じましたし、本番の試験ともクセが違うように感じました(あくまで当時の私見です)。

1社分解くにも膨大な時間を要すことから、5社目を解く時間は4社分の完成度を高める時間に使おうと考え、4社としました。

勉強時間

これは短答式試験に限った話ではなく、全体として

通勤時間や昼休みも勉強する意気込みはありましたが、やはり自宅の机に向かってやるときと集中力や理解度が異なり、勉強時間にカウントできるレベルの勉強はできなかったと記憶しています。

自宅以外での空き時間は、腱鞘炎に悩まされたりしたので、整体に行ってみたり、自分でストレッチをしたりする時間に充てていました。

平日は1~2時間できれば良い方で、疲れていれば無理せず休むことにしていました。その方が体力的にも気力的にも、土日を有効に使うことができました。

1週間トータルの勉強時間を20~25時間としていました。

もちろん、予定がある日もあるので、あくまで目標ではあるのですが、あまり逸脱しないように気をつけていました。

勉強時間の確保には、そもそも予定を減らすことも必要ではありますが、「体調を良い状態でキープすること」が一番重要に思います。

私は自慢ではないのですが、 小さな頃から「良く寝る子供」ということもあり、できることなら10時間くらい寝たい、、、!!!

最低でも7時間は必要で、そこは無理しないようにしていました。

ショートスリーパーの人をいつも羨ましく思っていました。

これは全く余談ですが、かの有名なアインシュタインさんはどうやら10時間睡眠の方らしく?

10時間睡眠でもノーベル賞が取れるんだ!と勇気をもらっていたのと、私は誕生日が一緒なので勝手に親近感を覚えていました。

最後は運

国家試験といえど、受験者の能力を正確に測定して平等に結果を出すなんてことは困難であって、受ける時期や回によって難易度が異なる、

短答式試験の合格者数は論文式試験の採点の都合?もあり、ある程度決まっているんだと思います。

つまり、合格に必要な努力した後、それでも自分の力ではどうにもならないこともあって、最後は「運」ということです。

自信を失いそうになった時には、この「運」理論を思い出すと良いと思います。

言い訳に聞こえるかもしれませんが、私の受験した時期は、ちょうど会計士大量合格時代直後、リーマンショック直後で短答式試験の合格率は常に10%未満…

この短答式試験が当時の私にとって非常~~~に高い壁に感じました。

たかがマーク式試験といっても、全然侮れない。

かっこよく1発合格!なんてことにはならず、何回か受験することになりました。

(これは自慢話かもしれませんが(笑)、
 簿記1級は合格率10%程度と言われていますが、1発合格しています。)

時間切れで最後まで解ききれない科目もあると思います。

適当でも良いから全てマークすること、
(過去問の正答に多い数字をチェックして全てそれにするとか…)

合格ラインギリギリのところで落ちた時には、この最後の適当マークが当たってるか否かががこの試験の合否を左右するのではないか?と考えたこともありました(言い訳ですね、笑)

短答式試験の合格発表

平成24年第一回短答式試験(受験者13,573人、合格者820人、合格率6.0%)は、直前の予備校模試で成績優秀者に載ったりとそれなりの成果は出ていたのですが、残念ながら不合格となりました。

そしてリベンジを誓った平成24年第二回短答式試験(受験者10,722人、合格者454人、合格率4.2%)のこの回に、ついに!合格を果たしたのでした~

同じ年度に行われる第一回と第二回の短答式試験は公平性を保つため?合格ラインは原則同じ得点率(70%)と試験概要に公表されていました。

試験直後、自己採点したらこの得点率70%にあと4点足りず、、、、

でも予備校が公表する得点率分布では合格率70%だと、合格者がほとんど出ない状態、予備校も今回は合格ラインが70%ではない可能性があると言っている、、、!!!

合格?不合格???ドキドキしながら合否発表を待っていたのを、これを書きながら今思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。

この年だけは、(合格者数を確保するために?)第一回には70%だった合格ラインが、第二回は67%に引き下げられたのです。

今となっては当時のこのドキドキやら言い訳やらを共有できる人もおらず、、、

教訓?としては、色々あっても受かるときは受かるので、自分の元に「運」がやってくることを信じてやるべきことをやるという感じでしょうか。

長くなりましたので③へ続く…としたいと思います。